・・・ 体を支える背骨・骨盤・経絡 ・・・


●骨格(脊骨)

●経絡



 背骨は、体の大黒柱。
経絡は、エネルギーの流れる経(ミチ)。
骨盤は、内臓をいれる器で、女性の場合は、赤ちゃんを育てる器になります。
 ここでは、からだの見事なつながり、連係を覗いてみましょう。



 
脊柱(背骨)

 骨格は、からだを支える骨組み。
体の中心にあるものは「背骨(脊柱)」と呼び、家で言う大黒柱のような役割を担っています。
背骨(脊柱)の中には頭蓋から「脊髄(中枢神経)」という、脳や手足、内臓を結び伝達、知覚を担う神経が流れています。







骨の名前と役割
 
ハンマー形 ”脊椎(セキツイ)”
 背骨(脊柱)を構成している「脊椎(椎骨)」。
脊椎は、「脊髄(セキズイ)」を保護する役割を担っています。
形状は細長い円状で、髪の毛の生え際よる少し上部から腰にかけてを24個で支え、その他、仙骨(仙椎5個)、尾骨(尾椎3〜5個)で構成しています。
「脊(セキ)」と「椎(ツイ)とで「背骨」の意味。
「椎」とは物をたたく時に用いる「槌(ツチ)=ハンマー」という道具の形に似ていることからあてはめた字という説があります。



筒抜け形 ”脊椎管”
 脊椎の真中は空洞になっています。
空洞に、通っているのは神経です。神経を「守るためにある」のが、この脊椎管。
※ここにとおる神経は・・・
脊柱から抜け出て、脳や手足、内臓を結ぶ伝達、心、肺、体温調整、性機能、あらゆる命令を伝えている。

※知覚(痛い、熱いなど感じる)を担う神経もここを通って末端までめぐります。


ふんわりクッション ”椎間板(ツイカンバン)”
 脊椎と脊椎との間にあるクッションのような役割をしています。これは軟骨。


骨の羽根?つりがねの形 ”椎弓(ツイキュウ)”
 脊椎と脊椎との”つなぎ役”です。


糸ととおし穴形”椎間孔”
 羽根(椎弓)にあいている、穴。
ここから脊柱の中を流れる脊髄(中枢神経)は、枝をのばすように各臓器や、手足、いたるところへとのびています。






≪ 脊柱と各器官の働き、症状とのかかわり ≫
脊椎の名前と個数
脊椎の位置
深く関与している働き
頚椎(ケイツイ)/7個
首を下に倒したときに一番でっぱっているのが頚椎7番(7つめ)。そこから頭頂に向かって、髪の毛の生え際に入ったところに頚椎2番、その上に頚椎1番がある。
ホルモン、粘液、眼、腕
胸椎(キョウツイ)/12個
頚椎7番のすぐ下に、胸椎の1番目(ひとつめ)があり、そこから下に腰に向かって12個ある
上部4つは、心、肺
下部8つは、胃、肝、脾、膵、胆
腰椎(ヨウツイ)/5個
左右の肋骨を直線に結び、脊柱とぶつかったところあたりに、腰椎の2番があり、その上に1番がある。腰椎の2番から、お尻の方に向かって。3、4、5番となる。
腎、脚、膝
仙椎(センツイ)/5個
腰の部位に両側にでっぱっている骨を直線に結んだ中央

尾椎(ビツイ)/3〜5個
船の舵取りのような役割を担う


 ★骨髄は、血液成分(血球や血小板)をつくる器であり、からだに栄養、指令を送る伝達役です。
この骨髄を保護する脊椎や椎間板などの動き、状態がよくないと、伝達経路に不具合を生じさせると考えられます。


頚 椎
@脳の血行、頭痛、首、かみ合わせ、眼精疲 
A脳の血行、かみ合わせ、眼精疲労
B鼻の粘膜
C近視
Dのど、顎関節
Eのど、顎関節
F肩、迷走神経に関与
胸 椎
@気管支粘膜、血行、大腸、肩
A肝、胃、肩
B肺、脚、免疫力、肩
C肝、心、肺、食道、免疫力、抵抗力、眼、肩
D脾(胃腸)、更年期障害
E大腸、耳、肩
F脾(胃腸)、肩
G膵、脾、血圧、体温調節
H肝、胆、更年期障害
I脾(胃腸)腎、視力、大腸
J小腸、卵巣、睾丸、大腸
K大腸
腰 椎
@知覚、生殖器、腰痛、更年期障害
A大腸、便秘、更年期障害
B腎、更年期障害
C卵巣、睾丸、生理通、更年期障害
D膀胱、更年期障害
仙 椎
@生殖器
A妊娠
B膀胱
Cお尻の括約筋
Dお尻の括約筋
尾 椎
@からだ全体

 ※上記は、カイロプラクティック施術師である弟の経験や整体法など資料の一部をまとめたものです。
これらについて深く学ばれたい方は、専門書や専門分野の方に学ばれることをおすすめします。


★ご紹介(15YAがお世話になった先生)

塩川カイロプラクティック(塩川 満章先生)


栗原カイロプラクティック研究所(栗原 輝久先生)
 カイロプラクティック専門書の翻訳にはこのようなものがあります→
住所:埼玉県川口市飯塚(池袋で治療可能) 


コヤナギカイロプラクティック(小柳 公譽先生)
 
食生活アドバイスなどもしてくださいます。
住所:東京都町田市原町田6-18-13 サニーサイドビル4F


カトウ治療院 (加藤 高明先生)




癖から生じる”ゆがみ”

★椎間板ヘルニア
 背中は、まるめ癖がつくと、腰への負担が大きくなり腰痛につながります。
猫背や運動不足、偏った動き、過剰なトレーニングなどによって、クッション役の”椎間板”が脊椎と脊椎におされ、”せんべい布団のような椎間板”ができます。

 椎間板が”せんべい布団”になると・・・
脊髄(伝達、知覚の働き)に影響を及ぼしたり、頚椎、胸椎などの状態が変わります。
このため、お腹側に納められている五臓六腑などの働きによろしくない影響を与えます。
さらに、さらに椎間板がつぶされると・・・
髄核(椎間板に中央にあるゼラチンのようなもの)が脱出!
これが「椎間板ヘルニア」。

そして・・・
この脱出した髄核が、神経を圧迫するほどに悪化すると!
歩けなくなるほどの痛みをともないます。


★変形性脊椎症
 脊椎の動きによって椎間板がずれあい、変形したもの。
これを「変形性脊椎症」と呼び、腰痛、だるさ、しびれなどにつながってゆきます。

 この他にも・・・
脊椎と脊椎とのつなぎ役の椎弓が欠け、その働きが弱くなれば「脊椎分離症」。

 脊椎分離症の結果、脊椎と脊椎とがずれてしまえば「脊椎すべり症」。
神経の圧迫によって、しびれ、冷え、こわばりや、いろいろなところに負担が生じ腰痛、重だるさなどの症状がでてきます。



▲背骨のゆがみは、暮らしの癖△
 背骨のゆがみの大半は、暮らし(立つ、座る、歩く、走る、仕事やスポーツで使う筋肉の偏りなど)からうまれます。

★矯正をするタイミングに要注意!
 ・矯正の前と後では、体の感覚に変化がでますので、矯正するタイミング、その幅は考えましょう。
 






 
経 絡

 経絡は、全身をくまなく網目のようにいきわたっています。
その中心にあるものは、ちょうど背骨(脊柱)に位置する、督脈、任脈と呼ばれ経絡(みちすじ)。
 経絡は、生命活動の基本的要素「気」「血」を運ぶ道のようなもので、循環の乱れやからだの不調は経絡に沿って現れると考えられています(気学)。


   ※「気」についてはこちら→

経絡とは?
 からだを上下に行く脈(経脈)とからだを左右に行く脈(絡脈)の略称。
人体の基本的構想である「気」「血」の運行経路。

 経脈→主幹   絡脈→分枝

 ※気功法の説明でよくでてくる、奇経八脈とは・・・
経絡と経絡をむすび、経絡をコントロールする中枢組織。五臓六腑と密接に関わる道筋であり、この八脈の流れ(巡り)をととのえることは、健康を保つコツとされます。

ツボ(経穴)とは?

 経絡の上、体表面にある穴。
経穴には、経絡上にある気の出入り口、交流口となる「正穴」と、経絡にはずれてある「経外奇穴」とがあります。
 正穴は古くより用いられており、その数は365こ・・・。
最近、その数に変化ありのようですが。

 経絡、経穴は、からだの各部、臓腑や感覚器、四肢(手足)、皮膚、筋肉、筋膜、じん帯、などと相互関係を持っていて、全身をくまなく網目のように走っています。

 

★重要な経絡はココ!!
 背柱(背骨)と肩甲骨との間を走る”縦の経絡”があります。ここは重要!
この経絡(足太陽膀胱経)は、目頭から前頭部をのぼり、脳に連結して下降し、腰、腎、膀へ、頭頂部から肩甲骨を貫き、股関節、膝に入る道筋をもちます。
目、喉、背、腰、臀部、下肢など症状は、この経絡の上に痛みや不快さを生じます。
 


 経絡の大黒柱は?
体の中心を走る督脈(トクミャク)、任脈(ニンミャク)と、腰を横に走る帯脈(タイミャク)です。

 
 


カラダを総監督する”督脈”
 督脈は、体の後ろ側をのぼる経絡のこと。
総監督という意味を持ります。
その位置は、頭頂、首、背の正中線(脊柱)に運行し、脳と深く関わりをもっていると考えられていて、
ひとつの脊椎について、ほぼ一つ経穴はあるといわれています。


≪ 督脈にある経穴と症状との関わり ≫

仙骨、尾低骨に位置する経穴
 ・腰痛、背痛、精神の病など

胸椎に位置する経穴
 ・胃酸過多、脇の痛み、喘息、精神の興奮、
神経性症状、肺の症状、頭痛、風邪など


腰椎に位置する経穴

 ・下肢の疾患、腰痛、月経痛、子供の病など

頚椎に位置する経穴
 ・頭痛、風邪、鼻炎、神経衰弱、
不眠症、吐き気、蓄膿症など




カラダの総担任”任脈”
 体の前面、真中を降りる経絡。
総担任の意味をもち、その位置は、顎、喉、胸腹部の正中線に運行し、全身の陰経脈(下から上がる経絡)を調整していると考えられています。


≪ 任脈にある経穴と症状との関わり ≫

 首から胸部位置する経穴
 ・うつ症、胸痛、心臓の症状、咳、嚥下困難、
消化不良など胃の不具合、下痢、など


腹部から会陰(エイン)に位置する経穴

 ・利尿、消化器系(胃腸の働き)、腹痛、下痢、便秘、
腹部周囲の痛み、月経痛、頭痛、肛門痛など



経絡を束ねる”帯脈”
 「帯」とは束ねる意味。
縦に走る経脈を束ねていて、肋骨のあたりからおこり、腹部、腰部を一周循環しています。
 腰痛になると、この縦に走る経脈の束ねている経絡にも影響を及ぼすことになります。
(頭の先から、足や手の先にまで影響する)




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